Q. アラートを挙げる方法は、Eメールのみですか?
A. Eメールの他、SNMP Trapによる通知も可能です。また、コマンドの実行も可能です。
Q. 自動復旧サービスにおいて、自動復旧先に手動でFTPでアップロード直後に必ず自動復旧が一度起こってしまうのですが。
A. FTPでアップロードを行った際にテキストモードで転送を行っていませんか?テキストモードでアップロードを行った場合、文末の改行を送信先のシステムに応じて変換します。この変換が改ざんとして検出されている可能性があります。
Q. 自動復旧サービスおよびファイル改ざん検知サービスにおいて、Solarisのftpサーバに対してうまく検知できません。
A. Solarisのftpサーバがディレクトリ内のファイル一覧を日本語で返すことが原因かもしれません。
ftpdをシェルとし、言語の設定を行ってから元のftpdを起動するように変更してみてください。
% su -
# cd /usr/sbin
# mv in.ftpd in.ftpd.org
# vi in.ftpd
/usr/sbin/in.ftpd |
---|
#!/bin/sh LANG=C export LANG exec in.ftpd.org -l |
# chmod +x in.ftpd
Q. 同一のURLを複数登録できますか?
A. 同一のURLは複数登録できません。
Q. リンクをたどる対象とするタグはどうなっていますか?
A.
リンクと見なすタグは下記のタグの中で、属性値が下記のものの組み合わせとなります。
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|
Q. SNMP ManagerでロードするMIBファイルはどこにありますか?
A. MIBファイルは、プログラムインストールディレクトリのMIBディレクトリにあります。
SNMP V1用と、SNMP V2用に分かれており、ファイル名との対応は以下の通りです。
ファイル名 | 用途 |
---|---|
ISADMIN-MIB | SNMP V1 Trap用MIBファイル |
ISADMINv2-MIB | SNMP V2 Trap用MIBファイル |
MIBファイル |
---|
SNMP V1 Trap用MIBファイル |
SNMP V2 Trap用MIBファイル |
Q. 除外パスなどで使用できる正規表現の仕様はどうなっていますか?
A. 以下のメタキャラとエスケープシーケンスが使用可能です。
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Q. 自動復旧サービスにおいて、Thumb.dbファイルが自動的に作成されてしまいます。
A. Windowsのフォルダ設定の「縮小版をキャッシュしない」にチェックを入れれば、Thumb.dbファイルが自動で作成されません。
Q. 監視インターバルに60分と設定しても、60分毎に監視が実行されないようなのですが。
A. 直前の監視サービスの終了後に監視インターバルで指定されたインタバールタイム後に次の監視が実行されます。
このため、実際の監視の間隔は「監視インターバル」+「監視所要時間」となります。
Q. 監視の実行をインターバルではなく、特定の時間に実行(例:毎日、午前9時に実行)することはできませんか?
A. isAdmin Enterpriseの標準機能では特定時間に監視を実行する機能はありません。
しかし、監視を起動するコマンドがパートナから入手可能です。
そのコマンドをWindowsのタスクスケジューラ等で起動することにより、特定時間の起動が可能となります。
Q. 完全検査とクイック検査の違いは?
A. 自動復旧サービスおよびファイル改ざん監視サービスでは、完全検査とクイック検査の2種類の検査種別があります(Web改ざん検査サービスには完全検査とクイック検査の区別はありません)。
以下に、完全検査とクイック検査の比較を示します。
検査種別 | 検査内容 | 検査所要時間 |
---|---|---|
完全検査 | ファイルの実体を取得してHash値による改ざん検査を行います。 | 大 |
クイック検査 | ファイルの更新日時とサイズのみで改ざん検査を行います(ファイル実体の取得は行いません)。 | 小 |
Q. 自動復旧サービスやファイルシステム改ざん監視サービスにおいて、ドット(".")で始まるファイル(".htaccess"など)がうまく監視できません。
A. WebサーバがLinuxの場合、FTPサーバの設定によってはドットで始まるファイルがファイル一覧で取得できないため、ドットで始まるファイルがうまく監視できない場合があります。
FTPサーバの設定をドットで始まるファイルを一覧表示するように変更してください。
例:vsftpdの場合 /etc/vsftpd/vsftpd.conf中の"force_dot_files=NO"をYESに変更。